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たまごのコラム

たまごのドキッ!とコラムシリーズ

卵を食べるとコレステロールがたまるってホント?

“卵=コレステロール”という悪い印象は、約90年前に行われたウサギに対する実験結果から始まったと言われています。ロシアで草食動物であるウサギに卵を投与して行われたこの実験に関しては、最近、信用性を疑問視する声もあがっています。

WHOの示す世界基準では、健康と長寿のためには摂取エネルギーの最低40%から上限60%程度までををタンパク質+脂質から摂取するのが望ましいとされています。(日本人の摂取率は世界平均より低めで平均42%、糖質からのカロリー摂取が多いのが特徴です)卵は低カロリーでタンパク質・脂質を摂取するのに非常に優れた食品です。また、最近の様々な統計や実験から卵は1日に2個程度を、朝食にとるとより効果的であることがわかってきました。

卵を控えた方が良いと言われがちな50代〜70代では、コレステロールの平均値が高い人のほうが長生きをするという報告も数多く発表されています。どんな食品でも食べ過ぎは禁物。1日2個を目安においしい卵生活を!!

“双子たまご”の秘密!?

皆さんも一度は経験があるのでは・・・? お料理をしようと思ってたまごを割ったら、黄身が2個の双子ちゃん!?  “今日はいいことありそう”なんて、ちょっと得した気分になりますよね。 実はこの双子たまご、養鶏のベテランならひと目で見分けがついちゃうんです。その秘密とは・・・?

通常、鶏は産まれて150日目くらいからたまごを産みはじめます。 最初のうちはとても小さくかわいらしいたまごしか産みませんが、だんだん大きく安定したたまごになっていきます。ちゃんとしたたまごが産めるようになってから、熟女になるまでの約1〜2ヶ月の間、たま〜にちょっと大きなたまごを産むことがあります。しかもそのたまごは細長くて独特の形をしているとか。(プロにはわかるそうです・・・) これが双子たまごの正体。若い鶏が、たまにしか産まない双子たまごに巡り会えるのは、やっぱりラッキーな証拠。

最近見かけなくて残念というお話を良く耳にしますが、これは卵屋さんが最初からパックにいれないようにはじいているからです。 それでもなかには紛れ込んでしまう双子ちゃんもいます。その子を見つけることが出来たら・・・ すっごくラッキーな証拠ですね。

卵の殻で Let's art!

エッグキャンドル卵って意外なところでも、私達の生活に密着していますよね。 卵をかたどったデザインの車・建物・会社のマーク・・・。 本当に独特の形をしていて、何ともたとえようがありませんが、 妙に神秘的で安心感があるものです。

結婚祝いの花束に“子だくさん”を願う意味で、卵の殻のお花 をまぜる習慣もありますし、お部屋でハーブを育てるときの植木鉢代わりにしたりと、結構おしゃれな姿で大活躍。今回はその中から、エッグキャンドルの作り方をご紹介致します。

◆エッグキャンドルの作り方  

 (1)

卵のとがった方を少しだけ割って中身を出し、きれいに洗います。

 (2)

砕いたろうそくを空き缶などに入れ湯煎にかけます。(お好みで砕いたクレヨンを混ぜて色づけを。  またちょっと冷めてからエッセンシャルオイルを振りかけるとアロマキャンドルに。)

 (3)

芯になるたこ糸を適当な長さに切ってたらし、洗濯ばさみで挟んでおさえておきます。

 (4)

溶けたろうを卵の殻に流し込んで冷やし固めればできあがり。(エッグスタンドなどにたてて、倒れないように注意して下さい)

卵の殻を割って使っても、卵の殻に絵を描いてそのまま使ってもとっても きれいです。

たまごは冷凍できる!?

「たまごを冷凍するなんて、やったことない」と言う方がほとんどのはず。でも、ちょっとしたコツで、ちゃんと冷凍できちゃうんです!

まず殻を割って、殻と中身を分けましょう。そして必ず黄身と白身をよく混ぜてから、密閉容器に入れて冷凍して下さい。 卵黄だけを冷凍したいという方は、こちらがお薦め。卵黄に「塩」か「砂糖」どちらかを入れて、またまたよく混ぜましょう。 後は、タッパーや冷凍保存用ビニール袋に入れて冷凍庫へ入れるだけ。意外と簡単にできちゃう物なんです。

きちんとかき混ぜたたまごで作れば、加熱したものも冷凍してストックできます。 例えば錦糸玉子。インスタントのちらし寿司をつくっても、それだけじゃ物足りませんよね。 こんなとき錦糸玉子が冷凍してあれば、すぐ解凍、すぐおいしい!とってもべんりですね。

フランスとたまご

『フランス』から連想する食べ物と言うと、「フランス料理」や「仔牛」や「フォアグラ」などの高級な物がほとんど・・・。 しかし、我らがたまごも、立派に活躍しているのです。 フランスのたまご料理で特に有名なのが、ロレーヌ地方の郷土料理『キッシュロレーヌ』。 パイ生地を型に敷き込み、ほうれん草・ベーコン・きのこ・たまご・牛乳・すりおろしたチーズ・生クリームを混ぜた物を流し込んで、オーブンで焼いた物です。栄養満点でとってもおいしそうですね。 また、加える具をアレンジすると、いくらでもオリジナルレシピが作れちゃうから、スグレモノなお料理です。

ところで、フランス語で「たまご」を何というか、ご存じですか? 答えは「ウッフ」。ウッフ、ウッフウ、ウフフ、うふふ・・・。あれ?なんだか聞いたことあるなあ、とお思いになりませんか? そうです、こだわりたまごを使ったおいしいレシピが満載の「たまごのうふふ」のタイトルは、この「ウッフ」が由来だったんです。なんだか、ハイセンスで素敵な名前ですよね。

たまごの貿易

6月28日は貿易記念日です。 様々な国を相手に、色々な物が輸入・輸出されていますが、たまごも例外ではありません。

たまごの国内自給率は約96%。かなり高い水準ですが,海外から輸入もされているんです。どうやって運ばれてくるかというと、以前「たまごは冷凍できる!?」で触れたように、冷凍したり、乾燥粉末状にしたりする方法がとられます。もちろん殻付き生卵の状態でも取り引きされています。

貿易話で、もう一つ。昔々、中国から珍しいニワトリが輸入されました。その名は「烏骨鶏」(うこっけい)。 小柄で、真っ白い絹糸のような羽毛を持つ美しいニワトリです。このニワトリの珍しいといわれるゆえんは、肉や皮、骨に至るまで暗紫色をしているところにあります。一見気持ち悪く見える肉ですが、中国では薬膳料理に登場するくらい体に良いと言われています。 この烏骨鶏のたまごは、滋養強壮効果にすぐれているらしく、大変重宝されています。それに加えて、烏骨鶏は産卵数が少ないので、値段がお高いのが痛いところです・・・。

たまごの底力

風邪薬の成分でよく耳にする“塩化リゾチーム配合”の文字。 なんだかとっても効き目のありそうな難しい言葉ですが、リゾチームって一体何物なのか、以外と知られていないのではないでしょうか。

“リゾチーム”は、体に有害な細菌を溶かす働きを持つ酵素の仲間。このリゾチーム が、なんと卵白にも含まれているんです。 将来ヒヨコに育つ大切な卵黄を取り囲む卵白。もしもたまごの中に細菌が侵入したとしても、卵白に含まれるリゾチームがその細菌を溶かして、卵黄をしっかり守るというわけなんですね。

さらに、たまごにはアルコール分解に活躍する“メチオニン”も多く含まれています。 これは二日酔いの薬には必ずと言っていいほど含まれている成分です。 “風邪を ひいたら卵酒”お酒のおつまみに“玉子焼き”昔ながらの言い伝えって、ちゃーんと 理由があるんですね。

また、卵白は乾燥すると被膜を作りますが、これは卵白中に含まれる“アルブミン” の性質によるもの。 アルブミンの作る被膜は、たまごの殻が割れたとき天然絆創膏と しての役割を果たします。 いやはや、まったくもって たまごは良くできているもんだ と感心してしまいますよね。

マヨネーズの油と水分が分離しない訳

マヨネーズの原料は、たまご・食酢・油・調味料。 これを見て、はたと気づきます。 「なんで油と食酢が分離しないんだろう?」実はこれには、“たまご”が一役かっているんです。

マヨネーズ油も食酢の水分も、それぞれ自分の仲間とつなぐための腕しかもっていませんので、この2つだけで一生懸命かき混ぜても、一生かけたって混ざることはありません。 そこで活躍するのが“たまご”。

たまごの卵黄の中の成分には、油と手をつなぐ腕(これを親油基といいます)と水と手をつなぐ腕(これを親水基といいます)があります。 この卵黄成分の両腕が、一方は油と手をつなぎ、もう一方は水と手をつないで ガッチ リ固定するから、分離が起こらないんです。仲の悪い男女をとりもつ、優秀な仲人さんといったところですね。

たまごの役割は、それだけじゃありません。 たくさんの食酢を使って作るマヨネーズ。でも、たまごを混ぜ合わすことで、食酢の鋭い酸味が和らいでいるんです。 また、たまごは旨みに富みますので、深い味わいをかもし出すんです。たまごがあってこそ、マヨネーズがおいしくなるんですね。

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